伝統と現代が、
ひとつの輪になった夜。
昔ながらの盆踊りに、若者たちのアイデアと現代の音楽を重ねて。子どもから大人まで、岐阜の街のまんなかに生まれた新しい夏祭り「#岐阜de盆踊り」の記録です。
SCROLL
昔ながらの盆踊りに、若者たちのアイデアと現代の音楽を重ねて。子どもから大人まで、岐阜の街のまんなかに生まれた新しい夏祭り「#岐阜de盆踊り」の記録です。
SCROLL高校生から29歳までの若者たちが公募で集まり、一般社団法人岐阜青年会議所と一緒に、企画から運営までを自らの手で創り上げた2026年度の夏祭り。「若者が活躍したくなるまちづくり実行委員会」が主催し、昔ながらの盆踊りの温かさ・懐かしさはそのままに、現代の音楽やダンスパフォーマンスを重ね合わせるという、これまでにない試みに挑みました。
会場となったのは岐阜市文化センター。あえて屋内を暗くし、照明とスモークで演出することで、時間帯を問わず幻想的な "夜の盆踊り" の空間をつくり出しました。近年の猛暑のなかでも涼しく快適に過ごせる、若者らしい発想の対策でもあります。
「春駒」など昔ながらの盆踊り曲と、「ダンシングヒーロー」「夜の踊り子」といった現代のヒット曲を織り交ぜて構成。知っている曲だからこそ、初めての人も自然と輪に加わっていけます。
やぐらを囲むように和太鼓(加納ふるさと太鼓保存会)や地元高校のダンス部、大学のジャグリングサークル、チアリーディングなどが次々にステージへ。世代もジャンルも越えたラインナップです。
金公園では輪投げ・射的・水ヨーヨーすくいなどの縁日ブースも展開。踊るだけでなく、家族で一日中楽しめる「まちの夏祭り」を目指しました。
会場を歩いた時間の流れを、そのまま辿ってみてください。

受付を済ませ、事前登録の証に綿菓子と抽選券を受け取る。ロビーはすでに家族連れでいっぱいで、これから始まる何かへの期待が空気を満たしていました。

屋外の金公園には輪投げや射的、水ヨーヨーの屋台がずらり。実行委員会の学生スタッフが呼び込む声と、子どもたちの歓声が芝生の上に広がります。夏祭りらしい、のんびりとした時間。
昼間の賑わいから一転、会場の照明が落とされ、青い光とスモークがやぐらを包みます。和太鼓の音が響いた瞬間、空気が変わるのがわかりました。時計はまだ夕方なのに、そこはもう夜でした。

「春駒」の懐かしい旋律から、「夜の踊り子」のビートへ。踊り方を知らなくても、隣の人の手つきを真似ればいい。気づけばおじいちゃんも、高校生も、初めて会った家族も、同じ輪の中で笑っていました。

終演間際まで客席は埋まったまま。ステージの光を見上げる横顔の数だけ、この一夜のためにここへ来た理由があったはずです。実行委員会にとっても、これが「終わり」ではなく「はじまり」になりました。
企画も、当日の運営も、縁日ブースの呼び込みも。「#岐阜de盆踊り」は、公募で集まった学生・若手社会人による実行委員会が、ゼロから形にしたイベントです。
終了後に実施したアンケートより、実行委員たちの声を一部ご紹介します。
岐阜de盆踊りのボランティア、思い出がたくさんでした!!一番の思い出はみんなで楽しく会議をしあったことです。またお祭りで忙しくてもみんなで笑え合えたことです。本当にたのしかったです!!
事前準備期間を通してたくさんの方と関わらせていただき、「もっと早く話せば良かった」と思うほど素敵な人たちばかりと出会いました。「やっと終わった」より「もう終わってしまった」という気持ちが強いぐらい、すごく楽しかったです。
こんな楽しい体験をすることができてとても感謝しています!色んな客層の接客ができて、実行委員会同士歳の差関係なく仲良く活動することができてとても良かったです!
自分の考えを伝えたり、自分の役割を仲間と協力して最後までやりきったりすることができて、成長したと思いました。みなさんのたくさんの協力があってこそ、大成功で終わったと思います。
指示待ちではなく、自分でできる仕事を探して取り組めるようになりました。終始いい雰囲気で、ひとつの目標に向かってみんなで取り組めたと思います。
お客さんを当日いかに楽しませられるか、一生懸命試行錯誤しました。会場全体が大盛り上がりで、お客さんも自分たちもみんなが楽しんでいたと思います。
2026年度に一般社団法人岐阜青年会議所と一緒に造り上げた「#岐阜de盆踊り」。この想いを引き継ぎ、来年も岐阜のまちを盛り上げるのが「NAKAYORI」です。 NAKAYORIについて詳しく見る →